当社グループは、サステナビリティの推進において、特に人的資本経営を経営戦略上の重要課題と位置付けています。
今年度始動しました「OVOL中期経営計画2026」では、「生産性とワークエンゲージメントを高めることによる収益性の向上」を基本方針の一つとしており、教育・研修制度の拡充や従業員エンゲージメント、働き方、多様性の確保等にKPIを設定し具体的な施策を実行していきます。例えば当社の従業員エンゲージメントレーティングは初めて実施した2023年は中位の「B」でしたが2026年のKPIは「BBB」と設定し、経営戦略のさらなる共有・浸透に向けた発信や結節機能の強化、経営戦略と連動した人材ポートフォリオに基づく採用・配置・育成等の施策を実施していきます。
OVOL長期ビジョン2030に掲げる「紙業界の枠を超えたエクセレントカンパニー」の実現に向け、最大の経営資本である人的資本を強化し、多様な人材が個性を活かして挑戦し続けられる企業風土の醸成に取り組んでまいります。