日本紙パルプ商事グループは、経営戦略遂行においてITが不可欠である一方で、ITには様々なリスクがあることも認識し、情報システムを適切に運用管理します。
日本紙パルプ商事グループの経営戦略の遂行に必要なIT戦略を策定し、IT戦略に基づいた投資計画や運用計画を策定します。
IT戦略を達成するために必要となるIT組織体制を整備し、必要な能力を明確にした上で人材を採用・教育し、最適な役割に配置します。
企業活動において利用するハードウェアやソフトウェアなどのITに関連する資産を適切に把握し、ITを利用する上でのシステム構成が最適になるように設計します。
ITを安定的かつ安全に運用できるよう規程を定め、適切な管理と保守を行います。
外部からのサイバー攻撃または内部からの不正利用等に対して、日常的な業務遂行やITの安定運用の維持を目的としたセキュリティ対策を導入します。また、ITに携わる日本紙パルプ商事グループのすべての役職員に対して、セキュリティ対策としてのルールを周知徹底します。
外部環境の変化や戦略・計画の変更が業務現場に与える影響等を把握、評価した上で、関連するIT環境や情報システムの変更を適切に検討し、管理します。
IT業務を外部へ委託する場合は、委託業務内容及び委託先、委託先が提供するサービス品質の評価・選定を行います。
情報システムの障害や災害等が発生した場合に備え、IT利用環境への影響を最小限に抑え、業務継続できるように、復旧プロセス及び再発防止策を策定するとともに、継続的に維持・改善を図ります。
情報システムを適切に運用管理するため、ITガバナンス基本方針及び関連規程に沿ったIT統制活動を推進するとともに、実効性を評価し、維持・改善活動を継続します。
本ITガバナンス基本方針を策定するとともに、日本紙パルプ商事グループのすべての役職員(嘱託、契約社員、派遣社員及びパート・アルバイト等を含む)に周知徹底し、ITの適正な利用と管理の実現に向けて、ITガバナンスの維持・改善活動を推進します。
2025年1月1日 制定・施行
日本紙パルプ商事株式会社
代表取締役社長 渡辺 昭彦