環境負荷への対応Environmental Impact

当社グループは、環境方針において「関係法令等の遵守」「環境負荷の低減」「資源の有効活用及び使用量の削減」を掲げ、同時に当社グループ事業に大きな影響を与える要因として「環境負荷」をマテリアリティとして特定しています。
当社グループは、事業を行ううえで、各国・地域の環境保全に関する法令等の遵守に努めるとともに、温室効果ガス排出量の削減、廃棄物の削減・適正処理リサイクルの推進などの環境負荷の低減、エネルギー・水など資源の有効活用および使用量の削減に取り組んでいます。なお、PRTR制度の対象となる、人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質を含む薬品などについては、対象外となる薬品などへの切り替えを推進し、2023年度においては、グループ内での対象物質の使用はゼロとなりました。

当社グループは、環境に関する法規制を遵守し、グループ 一体となって環境負荷低減に取り組んでいます。グループ内 で法令違反が生じた場合は、速やかに管理担当部署に報告され、環境・安全推進室でその状況を把握します。当社グループ では、国内外グループ会社において、各社での自社管理、環境・ 安全推進室による訪問確認、外部専門家による客観的な視 点を通じて、環境関連法令の管理・遵守体制を構築し、グルー プ全体での環境法令の遵守および維持、改善活動を推進して います。2023年度は前年度に続き、法令違反に該当する事 象および罰金などの支払いの発生もありませんでした。今後も 法令遵守への対応を継続するとともに、施行予定の法令など への対応準備の強化を図っていきます。